[蝗害]バッタがもたらす食糧危機

農家の知識

 現在、新型コロナウイルスの問題が大きすぎるためあまりニュースで報道されない問題があります。それは、「アフリカで大量発生しているバッタが人間の食料を食い荒らしている」ということです。それを、

蝗害

(こうがい)といいますが、これは新型コロナウイルスに次ぐかなりヤバい問題になっているそうです。どんなバッタがどんな場所に向かって進んでいるのか?そして、どんな被害が出るのか?など詳しいことを書いていくので、最後まで見ていただけると嬉しいです!

どんなバッタなのか?

 現在、アフリカで大量発生しているバッタは、「サバクトビバッタ」といい、黄色と黒の模様をしています。

このバッタがあらゆる牧草地や畑の植物を、ほんの数時間ですべて食い尽くしてしまういます。サバクトビバッタは、一日にバッタの体と同じ重さの量の草を食べていて、一日に100キロメートル移動することができ、一つの群れの大きさは幅160キロメートル、長さ500キロメートルにもなります。バッタたちは、とにかく巨大な群れとなり移動し続け、そのバッタの数は2000億匹ほどになるといわれています。

バッタはどこへ向かう?

 サバクトビバッタが向かっている場所は、なかなか予測が難しいものです。しかし、このままの道すじをたどると、中国に到着することになるらしいです。これに対し中国は、10万羽のアヒルで対抗するということになっていますが、これをデマ情報なのではないか?という人もいます。

自然相手のことなので、この先何が起こるかわからないですね。とても怖いです。

どんな被害が出るのか?

 現在、問題となっているこの蝗害は70年に1度の最悪な状況になっていて、前例がないほどのものになっています。中国やアフリカでは、食糧が不足し争いが起こる可能性もあります。日本への直接的な被害はないとされていますが、日本人にもに何らかの形で、影響が出てくるというのは間違いないでしょう。

そしてその被害は、地球温暖化とともにますます広がっていくそうです。

最後に

「困ったときは助け合い」が重要になります。日本も、アフリカや中国を支援し、助けると思います。そうすることで、自分たちが困っているときにも助けてくれる人がいるはずです。この蝗害で学ぶことができる経験をいかし、世界が平和になることを願っています。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!良かったら他のブログも見ていただけると幸いです。次のブログでまたお会いしましょう。

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