あなたに知ってもらいたい!農薬を使うことのメリット・デメリット

農家の知識

 皆さんこんにちは! 皆さんは「農薬」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?農薬とはその言葉どおり農業に使うための薬です。 今回は農薬のメリットやデメリットについて書いていきます。興味がある方は最後まで見ていただけると嬉しいです!

農薬を使う目的

 そもそもなぜ農薬を使う必要があるのでしょうか?農薬を使う目的は大きく分けて三つあります。

一つ目は虫の害を防ぐためです。主に殺虫剤を使います。

二つ目は病気を防ぐためです。主に殺菌剤を使います。

三つ目は草からの害を防ぐためのものです。主に除草剤を使います。

農薬を使うことのメリット

 今から農薬を使うことのメリットについて書いていきます。メリットがなければ農薬を使うことはありませんよね。では農薬を使うことのメリットを見てみましょう。

①作業が簡単になる・・・・・1平方メートルに生えている草を抜くとき、「鎌ですべて刈り取る」のと、「農薬をまくこと」はどちらが簡単だと思いますか?「多くの人は農薬をまくこと」のほうが簡単だと答えると思います。それと同じで農薬をまくと作業を簡単にすることができるのです。

②野菜作りのミスが減る・・・・・農薬を使い病気を防いだり虫の害を防ぐことができるので野菜作りの成功率を上げることができます。

③栽培できる野菜の量が増える・・・・・先ほど言ったように農薬を使うと作業が簡単になるため、たくさんの野菜を栽培できるようになります。

農薬を使うことのデメリット

 先ほどは農薬を使うことのメリットを書きましたが、今からは農薬を使うことのデメリットについて書いていきます。

①自然環境を壊してしまう・・・・・農薬を使うことで一部の生き物たちが消えてしまいます。その生き物を食べる種類の生き物が減ってしまい、反対にその生き物が食べていた種類の生き物が増えてしまいます。

②地下水の汚染・・・・・いま世界的に問題になっている地下水の汚染。私が持っている地理の教科書にも書いてありました。農薬は地下水の汚染につながるようです。

③残留農薬となり人が食べてしまうと神経障害などにつながる可能性がある・・・・・このことに対して危険を感じ農薬を使わずに育った野菜が注目を集めています。

私の考え

 今までは事実を述べてきましたがここからは私の考えを書いていきます。

 まず最初に結論から言うと私は農薬を使うことに対してよくないと思っています。

 理由はいくつかあって、一つ目は農薬を使い食べ物をたくさん作りだされると食べ物の価値が下がるからです。農薬を使うとたくさんの食べ物を生み出すことができます。なぜこれがダメなのかというと食べることへのありがたみが薄れてしまい、食べるとはあくまで命をいただき自分を生かしてもらう行為なのに「生きていられることに感謝しよう」と思う人がいなくなるからです。

 二つ目は農薬の危険性です。農薬は虫や草、そして菌を殺してしまうのに人が食べて害がないわけがないと思ったからです。そもそも私が畑で野菜を作り始めたのも、私がいつも食べている野菜は農薬を使って育てられた危険な野菜なんだということを知ったからなのです。

 確かに農薬は作業が簡単になり栽培できる野菜の量も増えますよね。しかし、農薬は決していいことばかりではないということを知っていただきたくてこのブログを書かせていただきました。いつか農薬を使わなくても世界中の人々が安心して食べられる食べ物を栽培できるような世の中にしたいですね。

 最後まで見ていただきありがとうございました!よかったら他のブログも見ていただけると幸いです。それでは、また次のブログでお会いしましょう。

 

 

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